いよいよ2026年の富士ヒル本番まで残り一週間となりました。
今はテーパリング(練習量を落として調整する時期)に入って、バイクの調整や荷造りを始めた方も多いのではないでしょうか?
今日は、富士ヒルに初めて参加する方を対象に、
- 安全に走るための注意点
- 初出場者向けのアドバイス
- 五合目行き手荷物リスト
をまとめたいと思います。
本記事の内容は、シルバーやブロンズなどのリングを目指す方にも、完走目指してエンジョイしたい方にも当てはまる記事となっております。
- トレインから千切れたくない方
- 普段集団で走らないので不安な方
- 初出場/試走なしで挑む方
の参考になれば幸いです。
記事の内容が役に立った!と感じていただけた場合は、SNSなどでシェアしていただけると嬉しいです。
ちなみに初参加となった富士ヒルは2025年の第21回大会で、リザルトは79分19秒でブロンズという結果になりました。
第21回大会の結果や走行データについては下記の記事をご覧ください。
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富士ヒルを安全に走るために
私は、2025年の富士ヒルが初参加となりました。(第5ウェーブスタート)
富士ヒルを走っている時に
- 自分が実践してよかったと感じたこと
- 仲間が実践していて参考にしたいと思ったこと
- 参加者全員が実践できるといいなと感じたこと
などをまとめてみました。

最低限やりたいこと
ザックリまとめると下記のような感じになりました。
- 追い越す時は声をかける
- トレインから千切れるときは道を譲る
- 手信号をする
- 抜かす時以外は左側走行を徹底する
- 横に広がって走らない
- フラフラ走らない
- 急ブレーキをしない・急ハンドルを切らない
どれも当たり前のことでは…?
と思うかもしれないですが、極限まで追い込んでいる最中は、どうしても周りへの気遣いまで気が回らないこともあると思います。
そうは言っても、どれも自分と他の参加者の安全のため、他の参加者の走りを妨害しないために最低限やった方がいいと個人的に感じたことです。
特に、トレイン走行する場合は斜度があるコースを走るということもあって2番手以降の人は前方がほとんど見えません。
富士ヒルで経験した良かったこと
私は仲間とトレインを組んで走りましたが、
- 手信号のおかげで道路に停止していたバイクを回避できた
- 手信号のおかげで路上のゴミを回避できた
- 声掛けのおかげで道を譲ってもらえた
など「やってよかった」「やってもらってよかった」という経験がありました。
声を出すのは疲れそうだと感じる方は、手信号でもOKです。
反対に、手信号を出すとフラついてしまいそうだと感じる方は、声掛けでもOKです。
普段ひとりで走っている方の場合は手信号や声掛けをする習慣はないかもしれませんが、
富士ヒルは常に誰かが近くを走っている状況が続きますので、
可能であれば人と一緒に走る練習をしておいた方がいいと思います。
富士ヒルで経験して困ったこと
反対に、富士ヒルで経験して困ったな…ということもありました。
- 無言ですごい速度で真横を追い抜かれて驚いた
- 道いっぱいに人が広がっていて抜かしづらかった
- 声掛けをしても避けてもらえず、減速を余儀なくされた
などです。
追い越しの声掛けは絶対に必要だとは思っていませんので、十分なスペースが確保できる場合は声掛けなしで追い抜かしても問題ないと思います。
ですが、至近距離をすごい速度差で追い抜かれると本当にびっくりします(笑)
人によっては驚いた反動で急ブレーキをしてしまったり、急ハンドルを切ってしまう可能性もあると思います。
なるべくお互いが安全に走行できるように、他の参加者の方を気遣った走り方ができるといいですね。
また、富士ヒルはタイムを狙っている方と完走目的の方で走り方が大きく変わってくるイベントです。
まったり景色を楽しみながら走りたい方や、仲間と楽しく登りたい方は、左車線の左側の走行を心がけるとよいでしょう。
理由は、
- 後ろから追い抜いていく人に道を譲るため
- 速度差がある参加者同士が接触してしまうのを防ぐため
です。
富士ヒルは記録を狙っている人も、そうでない人も、全員が安全に楽しく走れるといいなと思っています。
追い越す側が追い越される側に配慮する。
追い越される側は追い越す側に配慮する。
という、お互いを思いやる気持ちを持って楽しくゴールを目指しましょう!
富士ヒル初出場の場合に気を付けたいこと
初めての富士ヒルを振り返って、来年以降富士ヒルに初めて参加する方のためにできるアドバイスはないか考えてみました。
- 前日受付は午前会場着がおすすめ
- スタート&ゴールは電波がない
- 1合目までは頑張りすぎない
- ウォーミングアップは最低限行う
それぞれについての詳細は下記の通りです。
1.前日受付は午前会場着がおすすめ
富士ヒルは必ず前日に受付を済ませる必要があるのですが、
私は前日の正午過ぎに会場入りしました。
お昼ご飯をゆっくり食べる時間がなかったり、
EXPOを楽しんで宿に戻ったら16時になっていて急いで食事→風呂→就寝となってしまったりしたので
「本番の日の朝は早い」ということを考えたら、もっと余裕を持って午前中に受付を済ませておくべきだったなと感じました。
2.スタート&ゴールは電波がない
これは結構焦った話です。
スタート地点である富士北麓公園とゴール地点であるスバルライン五合目なのですが、
どちらも電波がなく、LINEで友達に連絡したり、天気予報を見たりということができませんでした。
スタート前、一緒にトレインを組む仲間との待ち合わせに間に合うか微妙だったのでLINEを送りたかったのにLINEが送れなくて…
めちゃくちゃ焦りました。
(結局待ち合わせ時間ちょうどには間に合ったのでセーフでした)
そのため、仲間と待ち合わせをする場合は
- 会場の見取り図を使って「〇時にどこどこに待ち合わせ」と事前に打ち合わせをしておく
- 時間までに現れなかったメンバーは10分待ったうえで置いていくなどルールを決めておく
ことをおすすめします!
予定通りにいかなかった場合のことまで決めておいたら待つ方も待たせる方も困らなくて済むのではないかと思います。
また、スタート前は用意されている簡易トイレの前に長蛇の列ができます。
思ったよりサクサク順番が回ってきましたが、待っている間は待ち合わせに間に合うかソワソワしてしまったので、トイレの順番待ちも計算に入れて行動することをオススメします!
3.1合目までは頑張りすぎない
このことは多くの経験者がすでに発信していることなのですが、
分かっていても実践することはなかなか難しいと思います。
私の場合はFTPの80%くらいで最初の15分はかなり余裕を持ってスタートをしましたが、
後半は意識が朦朧とするほどの疲労を感じました。
そのため、初出場の方がFTPを超える強度で走り始めたら確実に後半垂れると思います。
できれば自分の目標タイムに合ったペース表を用意しておいて、
それを大きく上回るようなペースでスタートしないように自分をコントロールする必要があると思います。
ペーシングがよく分からないという方は、
- 「これで大丈夫なのかな?」と不安になるくらいのペース
- パワーがFTPにタッチしたら踏みすぎ
くらいのイメージで考えておくといいと思います。
4.ウォーミングアップは最低限行う
「富士ヒル完走」を目標にする場合は別ですが、
目標タイムがある場合は必ずウォーミングアップをしましょう。
そこまで高い強度で走り始めないとはいえ、心拍を上げておいたり、脚に刺激を入れてしっかり回るようにしておくことは重要です。
でも富士ヒルの日だけ特別なウォーミングアップをする必要はないと思うので、普段のトレーニングから理想のウォーミングアップを模索しておいて、
富士ヒル当日はいつもと同じアップメニューを淡々とこなすのがいいのではないでしょうか。
オススメのウォームアップメニューはこんな感じです。
【内容】
20分~30分程度回すだけのウォームアップ
➡FTPの50%から75%くらいを目安に徐々にペースを上げて脚を温めます
➡会話ができるくらいのペースでOK
➡最初から飛ばさないように徐々に
【所要時間】
20分~30分
➡ホテルから会場まで自走で走るだけでOKです
【内容】
20分~30分程度Z1~Z3下限+30秒インターバル2本+90秒インターバル1本+5分流し
(レストは2~5分落ち着くまで)
➡FTPの50%から80%くらいを目安に徐々にペースを上げて脚を温めます
➡30秒のインターバルで脚に刺激を入れます
➡90秒のインターバルで心拍数を最大心拍数の80%くらいまで上げます
※インターバルはVO2MAXゾーンに大きく入れると乳酸が溜まるので踏みすぎ禁物
※90秒は体調を見て60秒に短縮可能
【所要時間】
40分~45分程度
➡ホテルから会場まで自走で向かった後、富士北麓公園までの上り坂でインターバルをするのがオススメです

普段まったくアップをしない方がいきなりやると疲れてしまったり、強度を間違えてしまったりするリスクがあるので、本番前に試してから実践してみてください。
五合目行き手荷物リスト
富士ヒルには「五合目行きの荷物預かりサービス」というものがあります。
これは前日受付の際に手荷物を預けておけば、ゴール後に五合目でその荷物を受け取れるというものです。
このサービスの利用を希望しない場合は参加費が500円安くなりますが、下山時は防寒対策が必要ですし、
五合目で飲み物や軽食を買うとイイお値段するので、よほどのことがない限り利用した方がいいと思います。
その代わり、五合目から下ってくるときはその荷物を自分で運ぶ必要があるため、
「五合目行きの荷物預かりサービス」で預けられる荷物の量には限りがあります。
私が用意した手荷物は、下山時の防寒対策と補給食と着替えが主な内容で、下記の通りでした。
- 冬用グローブ
- ネックウォーマー
- 防寒用ウィンドブレーカー
- 冬用ビブパンツ
- レインウェア
- レインシューズカバー
- タオル
- 着替え
- 汗が付いたジャージを入れるビニール袋
- 汗拭きシート
- ドリンク
- 補給食(小腹満たし用)
- プロテイン(回復用)
- アミノバイタル(回復用)
富士山五合目の天候は変わりやすいので急に雨が降り始める可能性があります。
また平地と比較して14度近く気温が低いところからダウンヒルをするため、必ず雨・防寒対策をしましょう。
私は富士ヒルの後に疲労を溜めたくなかったので、プロテインや回復系のサプリをゴール後すぐに摂取しました。
最後に

いかがだったでしょうか?
富士ヒルに初めて参加するときは、
- 天気が不安
- 会場までの道のりが不安
- 自転車の運搬が不安
- 体調が不安
- 最後まで走り切れるか不安
- 走行中にトラブルがないか不安
など、不安だらけです…。
でも、皆さんと同じように不安ななか初めての富士ヒルを走り切った私の経験が少しでもお役に立つといいなと願っています。
富士ヒル頑張るぞー!
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