暑かった夏が終わり、少しずつロードバイクで走りやすい季節になってきましたね!
秋は真夏のような暑さもなく、真冬のように寒さに耐える必要もないので、個人的にもロードバイクを楽しみやすい季節だと思っています。
しかし、秋のライドで意外と難しいのが服装選びです。
- 朝家を出た時は肌寒かったのに、お昼になると暑い
- 逆に昼間は快適だったのに、夕方になった途端に急に寒くなる
そんな経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?
秋は一日の中で気温が大きく変化しやすいため、単純に「今日は○℃だからこの服!」と決めるよりも、気温の変化に合わせて脱ぎ着できる服装を選ぶことが重要です。
この記事では、
- 秋のロードバイクで服装を選ぶ時のポイント
- 秋の汗冷え対策
- 意外と難しいグローブの選び方
- 気温別のおすすめコーディネート
- 秋のサングラス選び
についてまとめています。
他の季節の服装の記事もありますので、季節が変わったら読んでいただけると嬉しいです。
本ページはbeingの公式ブログページです。
販売しているサングラスを掲載しているオンラインストアはこちらです!

秋は寒暖差への対応が一番大事
秋の服装選びで一番意識したいのが、一日の気温差に対応できることです。
例えば朝7時にライドをスタートして、お昼過ぎまで走る場合。
朝は寒くて長袖が欲しかったのに、日中になると半袖でも十分なくらい暖かくなることがあります。
さらにロングライドで帰宅時間が夕方になれば、今度は日が落ちるにつれて再び気温が下がっていきます。
つまり秋は、「今ちょうどいい服」ではなく、「数時間後の気温にも対応できる服」を選ぶのがポイントです。
そのため私は、秋になると一枚の厚手ウェアで寒さに対応するのではなく、
- ジレ(ベスト)
- 薄手のウィンドブレーカー
- アームカバー
- レッグカバー
など、ライド中に簡単に脱ぎ着できるアイテムを活用しています。
暑くなれば脱いでバックポケットへ。寒くなればまた着る。
このくらい柔軟に対応できる服装が、秋のロードバイクには最適です。

秋でも「汗冷え」対策は必須!
汗冷えというと冬のイメージがあるかもしれませんが、個人的には秋も汗冷え対策のため、吸汗速乾性の高いベースレイヤーを着用するのが重要だと考えています。
秋は涼しく感じる日が増えてきますが、ヒルクライムや強度の高いトレーニングでは、涼しい日でもジャージが濡れるくらい汗をかくことがあります。
そして、その状態で
- 長いダウンヒルに入る
- カフェなどで休憩する
- 信号待ちで長時間止まる
- 日が落ちて気温が下がる
と、一気に寒さを感じることがあります。
そのため秋も、保温することだけを考えるのではなく、汗をできるだけ肌から離して乾かすことが重要です。
ベースレイヤーには、普段着用の暖かいインナーではなく、吸汗速乾性に優れたスポーツ用・サイクリング用のものがおすすめ。
私は春夏秋のライドではCastelli(カステリ)、秋の山間部のライドや冬のライドではMAAPのベースレイヤーを使っています。

CastelliのPRO MESH W SLEEVELESS(右)は、8,470円と1万円を切るお値段で手に入るうえ、抜群の速乾性で大変重宝してます。

汗があっという間に乾いてくれるので、汗冷えで苦しむことがほとんどなく、個人的に今まで使ってきたベースレイヤーで一番好きです。

一方で、走り出す前から寒さで凍えてしまうような寒い季節は厚手の半袖ベースレイヤーを使っています。こちらは厚みがあるため速乾性は夏用には劣りますが、保温性を重視してのチョイスです。

寒いからといって最初から厚着しすぎるのはNGです。
ロードバイクは走り始めれば身体が温まるので、「スタート時にほんの少し肌寒いかな?」くらいの服装にしておき、必要に応じてジレやジャケットを追加する方が体温調整しやすいと思います。
秋はジレやウィンドブレーカーを持ち歩こう
秋のライドで私が特におすすめしたいのが、ジレ(ベスト)や薄手のウィンドブレーカーです。

ジレ(ベスト)
ジレは袖がなく、胴体部分を中心に風から守ってくれるウェアです。
腕から熱を逃がしつつ体幹部分の冷えを防げるので、「長袖ジャケットを着るほど寒くないけど、半袖だけだと少し寒い」という秋の微妙な気温にピッタリ。
朝だけ着て、気温が上がってきたら脱ぐという使い方もしやすいです。
個人的にも春・秋はかなり使用頻度の高いアイテムですし、ジャケットと比較するとお値段は安いので、1枚は持っておいて損はありません。

薄手のウィンドブレーカー
もうひとつ便利なのが、バックポケットに収納できるくらい薄手のウィンドブレーカー。
特に、
- 早朝から走る
- 夕方まで走る
- 山へ行く
- 長いダウンヒルがある
という日は一枚持っておくと安心です。
登っている時は暑くても、山頂で止まった途端に寒くなり、そのままダウンヒルすると身体が一気に冷えてしまうことがあります。
使わなかったとしても、コンパクトなものなら邪魔になりません。
「寒くなった時の保険」としてバックポケットに入れておくのがおすすめです。

アームカバー・レッグカバーも秋の強い味方
夏用ウェアをそのまま活用したい方には、アームカバーやレッグカバー(レッグウォーマー)もおすすめです。

例えば、
- 半袖ジャージ+アームカバー
- ビブショーツ+レッグカバー
という組み合わせ。
朝はカバーを付けて走り、暖かくなってきたら外すことができます。
脱いだ後も比較的コンパクトなので、ジャージのバックポケットに収納できます。

つまり新しく秋専用の上下ウェアを一式購入しなくても、夏用ウェアにアイテムを追加するだけで秋まで対応可能です。
ロードバイク用品を一式揃えようとすると結構な金額になりますので、初心者の方は特に、「今持っているウェアに何を足せば秋も使えるか?」という考え方で揃えていくと費用を抑えやすいと思います。
意外と難しいグローブの選択
秋のロードバイクで、意外と選ぶのが難しいのがグローブです。
ウェアは暑くなれば脱ぐことができますが、グローブは安全にブレーキやシフト操作をするためにも重要なアイテム。
秋は気温や時間帯によって、
- 指切りグローブ
- 薄手の長指グローブ
- 厚手の長指グローブ
を使い分けるのがおすすめです。
1枚でオールシーズン対応しようとしたり、使用シーンをイメージせずになんとなく買ったりすると、後で後悔することがあります…。
グローブを買う時は、防風性能の有無や、対応可能な気温帯、タッチパネル対応かどうかを確認してから買うようにしましょう。

暖かい日中なら指切りグローブでもOK
気温が高めの日中だけ走るのであれば、夏と同じ指切りグローブでも問題ないことが多いです。
特に20℃前後まで気温が上がる日や、運動強度の高いライドでは、長指グローブだと暑く感じることもあります。

ただし注意したいのが、ダウンヒルや早朝・夜間の冷え込みです。
登っている時は暖かくても、長いダウンヒルに入ると走行風によって手先が急激に冷えることがあります。
指切りグローブのまま下っていると、寒さで指がかじかみ、ブレーキレバーを握るのが難しくなることもあります。
グローブの種類は単に「手が寒い」というだけではなく、安全面にも影響する部分ですので、山へ行くライドや気温の低い早朝・夜間を走る場合は長指グローブを選んでおく方が安心です。
秋に一番使いやすいのは薄手の長指グローブ
個人的に秋に一番使いやすいと思うのが、薄手の長指グローブです。
指先まで覆われているので冷たい風を防ぎつつ、冬用グローブほど厚くないため、ブレーキやシフト操作もしやすいのがメリットです。
特に、
- 早朝からスタートする
- 山や峠へ行く
- 長いダウンヒルがある
- 夕方や夜まで走る
といったライドでは活躍します。
「指切りでは少し寒そうだけど、冬用を使うほどではない」という秋特有の気温には、薄手の長指グローブがちょうど良いと思います。
厚手の長指グローブは本格的に寒くなってからでOK
一方で、保温性の高い厚手の長指グローブは、本格的な寒さが到来してからでも十分です。
秋の段階から厚手の冬用グローブを使うと、日中に気温が上がった際に手の中が蒸れたり、細かな操作がしづらく感じたりすることがあります。
まずは薄手の長指グローブを使い、気温がさらに下がってきたら冬用の厚手グローブへ切り替えると良いでしょう。
目安は「走り始めから指がかじかむほど寒くなったら厚手を使う」です。
秋は「日中の気温」だけでなく、一番寒くなる時間帯やダウンヒル時の体感温度まで考えてグローブを選ぶのがポイントです。
迷った時は、少し暖かめのグローブを選んでおく方が、特に山岳ライドでは安心です。
【気温別】秋のロードバイクの服装目安
ここからは気温別に、私がおすすめする秋の服装をまとめてみます。
もちろん同じ気温でも、
- 日差し
- 風
- 運動強度
- スタート時間
- 標高
- 暑がり・寒がり
などによって体感温度は変わります。

あくまで目安として、自分に合った服装へ調整してみてください!
20度〜25度前後の服装
比較的暖かい秋の日中であれば、基本的には夏用ウェアをベースにしてOKです。
- 吸汗速乾ベースレイヤー
- 半袖ジャージ
- ビブショーツ
- 夏用グローブ
- 必要に応じてジレ・ジャケット・アームカバー

朝早くスタートする場合はアームカバーやジレを着用し、暖かくなったら脱ぐ方法がおすすめです。
日中だけの短時間ライドであれば、夏とほぼ同じ服装で走れる日もあります。
15度~20度前後の服装
秋らしい気候になってくると、少し防寒を意識した服装が必要になります。
- 吸汗速乾ベースレイヤー
- 半袖または薄手の長袖ジャージ
- ビブショーツまたは薄手のビブタイツ
- ジレ・ジャケット
- 日中のライドは夏用グローブでOK
- 暗い時間帯の走行や山岳ライドがあるなら薄手の長指グローブを
個人的にはこのくらいの気温こそ、ジレが一番活躍する気がします。
15度くらいだと走り始めや下り坂はひんやりしますが、20度近くまで上がると自然と汗をかきます。

身体が温まれば暑すぎず、ダウンヒルや休憩中は体幹の冷えを防いでくれます。
10度~15度前後の服装
10℃台前半になると、冬用ウェアも少しずつ視野に入ってきます。
- 吸汗速乾ベースレイヤー
- 長袖ジャージ
- 薄手ジャケット
- ビブショーツ+レッグカバー、またはロング丈のビブ
- 薄手の長指グローブ
これくらいの気温からは、ジレやアームカバーはあまり必要なくなってきます。

ここにレッグカバーを足すのもアリですし、ロング丈のビブ(ビブタイツ)を履き始めるのもOKです。

ただし、ヒルクライムなど運動強度が高いライドでは厚着しすぎると大量に汗をかいてしまいます。
気温が低い日ほど、「暖かいウェアをたくさん着る」より「脱ぎ着できるものを重ねる」という考え方がおすすめです。
一方で、ビブに関しては早めに冬用に移行してしまっても構わないと個人的には思っています。
秋に冬用ビブを履いて走ったからと言って、「暑くて脱ぎたくなる」「汗冷えで凍える」ということはあまり起きないからです。
秋は「最低気温」だけでなく帰宅時間も確認しよう
秋のライド前に天気予報を見る時、最高気温だけをチェックしていませんか?
個人的には、
- スタート時の気温
- 日中の最高気温
- 帰宅予定時刻の気温
の3つをチェックするのがおすすめです。
例えば最高気温が22℃でも、朝のスタート時は13℃ということもあります。
逆に午後から走り始める場合はスタート時が22℃でも、帰宅する頃には15℃まで下がっている可能性があります。
さらに山へ行く場合は、平地より気温が低くなることも考えておかなければなりません。
出発地点の気温だけでなく、「今日のライド中、一番寒くなるのはどこだろう?」と考えて服装を決めてみてください。


この写真は10月に撮影したものですが、3人とも着ているウェアが違っていておもしろいなと思います。ジャケットを着ている人、長袖+ジレの人、半袖+ジレの人…。全員が正解です。
ご自分に合った秋のコーディネートを探してみてください!
秋のライドではサングラス選びも意外と重要
ウェアだけでなく、秋はサングラス選びにも少し注意が必要です。
夏の日中だけ走るのであれば濃いレンズでも使いやすいですが、秋になると日が暮れる時間が早くなります。
朝から夕方まで走るロングライドの場合、
- 朝は曇っていたけど昼から晴れた
- 昼は明るかったけど帰宅する頃には薄暗くなった
など、ライド中に明るさが大きく変わることがあります。
このようなライドで便利なのが調光レンズです。
調光レンズは周囲の光の状態に応じてレンズの濃さが変化するため、一日の中で明るさが変わるロングライドとの相性が良いです。
サングラスを複数持ち歩いたり、途中でレンズを交換したりする必要がないため、荷物を増やしたくないロードバイクにも向いています。

また、サングラスは眩しさを抑えるだけでなく、
- 紫外線
- 風
- ホコリ
- 虫
などから目を守る役割もあります。
夏が終わったからといってサングラスが不要になるわけではありませんので、秋も忘れずに着用しましょう!
まとめ
今回は秋のロードバイクにおすすめの服装についてまとめました。
秋のライドで特に意識したいのは、
- 朝・昼・夕方の寒暖差に対応する
- 秋でも汗冷え対策をする
- ジレやウィンドブレーカーを携帯する
- アームカバー・レッグカバーを活用する
- グローブ選びは難しいけど重要
- 出発時だけでなく帰宅時間の気温まで確認する
という6点です。
秋はロードバイクで走るには本当に気持ちの良い季節ですが、服装を間違えてしまうと、
「朝は寒すぎる!」
「昼は暑すぎる!」
「帰りはまた寒い!」
という忙しい一日になってしまいます(笑)
一枚の厚手ウェアですべてに対応しようとするのではなく、薄手のウェアを組み合わせて、その時の気温に合わせて脱ぎ着するのがおすすめです。
また、春と秋の服装は共通して使えるアイテムも非常に多いため、季節ごとに全てのウェアを買い揃える必要はありません。
夏用ウェアにジレ・ウィンドブレーカー・アームカバーなどを追加しながら、気温が下がるにつれて冬用ウェアへ移行していくと、無駄なく揃えられると思います!
私が運営しているロードバイク用サングラスブランド「being」では、紫外線調光・可視光線調光レンズを採用した「Libero(リベロ)」などを販売しています。
秋のように天候や時間帯によって明るさが変わりやすい季節にも使いやすいサングラスですので、気になる方はぜひオンラインストアをご覧になってみてください!
それでは、短い秋のサイクリングシーズンを思いっきり楽しみましょう!













みなさんこんにちは。ロードバイク用サングラスブランド「being(ビーイング)」を運営しているかっしーと申します。